鹿児島県の茶生産地を視察しました
4月13日、県議会茶業議員連盟で、有機農業の先進地鹿児島県を視察した。
南九州市知覧町の(有)塗木製茶工場。 この地域では早くから畑地の基盤整備が進められ、灌漑用水事業にもいち早く取り組み、今ではお茶を中心とした畑作が行なわれる優良農地が広がっている。
ここでは生産者一同が、おいしいクリーンなお茶作りを目指して、平成10年からボカシ堆肥を使った有機栽培を始めた。
現在は全圃場50ヘクタールのうち2割程度が有機茶園だが、供給が追いつかない状況であり、今後は現在の2倍程度まで増やす計画を進めている。
今後、本県茶業の振興に向けて海外輸出を拡大していくには、国際基準に対応した有機栽培への取り組みは重要である。